ジグソーパズルは幼少期から多くの人々に愛されてきた遊びです。
ひとつひとつのピースを組み合わせてゆく過程に、空き時間を見つけては没頭する楽しみがあります。
完成したパズルをインテリアとして壁に飾りたいと思うこともあるでしょう。
普段は専用の接着剤を専門店で購入することが多いですが、急に必要になった時にはすぐに手に入らないこともあります。
そんな時に便利なのが、家にあるもので代用する方法です。
この記事では、家庭で見つけることができるジグソーパズル用の代用接着材を紹介します。
ジグソーパズル向け便利な接着アイテム紹介
木工用接着剤の使い方
木工用接着剤を水で薄めることで、均一に塗りやすくなります。
乾くと透明になり、パズルの美観を損ねずに保護します。
ただし、ジグソーパズル用としては一般的ではなく、主に装飾目的での使用がおすすめです。
光沢は完璧ではありませんが、しっかりと接着します。
必要なもの:
– 木工用接着剤
– 水
– ブラシやヘラ、スポンジ
– 容器
– 新聞紙
手順:
– 作業面に新聞紙を敷く。
– 容器に接着剤を入れ、水を加えて適度に薄める。
– ブラシやヘラでパズル表面に均一に塗布。
– 完全に乾燥させる。
– 素材によっては接着剤が絵柄をにじませることがある点に注意。
洗濯糊の活用方法
洗濯糊はピースの固定に適していますが、光沢は期待できません。
必要なもの:
– 洗濯糊
– 水
– ブラシやヘラ、スポンジ
– 容器
– 新聞紙
手順:
– 新聞紙を敷く。
– 容器に糊を入れ、水を加えて適切な粘度に調整。
– ブラシやヘラで均一に塗り、乾燥させる。
– 薄めることで塗りやすくなるものの、接着力が低下する可能性も。
障子糊の使い方
障子用糊はジグソーパズルの接着にも使えますが、水で薄めることでさらに塗りやすくなります。
必要なもの:
– 障子用糊
– 水
– ブラシやヘラ、スポンジ
– 容器
– 新聞紙
手順:
– 新聞紙を敷く。
– 糊と水を混ぜて塗りやすい状態にする。
– ブラシやヘラでパズルに均一に糊を塗り、完全に乾燥させる。
– 光沢が必要な場合は専用のりの使用を検討。
液体のりの利用方法
液体のりはそのまま使用でき、簡単かつ速乾性が魅力です。
必要なもの:
– 液体のり
– ハケ
– 容器
– 新聞紙
手順:
– 新聞紙を敷く。
– 液体のりを容器に出し、ハケで塗布。
– 乾くまで待つ。
– 仕上がりはマットになる。
レジンの活用法
レジンを使うと、光沢と立体感を加えることができます。
正しく使用すると、専用のりを超える光沢が得られる可能性があります。
必要なもの:
– レジン
– レジン用容器
– ハケ
– UVランプ
手順:
– 容器にレジンを入れる。
– ハケで丁寧に塗布し、日光またはUVランプで固める。
– 重ね塗りをして完全に固める。
– 試し塗りをしてから全体に適用することで、色が変わるリスクを回避。
ニスをジグソーパズル専用のりとして使うことはできるのか?
ニスをジグソーパズルの保護材として利用する考えは魅力的に思えますが、実際のところ推奨はできません。
特に、ジグソーパズルの素材によっては、ニスを塗ることで色が滲んでしまう可能性があります。
ニスは光沢を出すことはできますが、ピースをしっかり固定する機能はありません。
そのため、光沢が出たとしてもピースが固定されないので、専用のりの代わりとしては不向きです。
100円ショップで見つけることができるジグソーパズル専用のり
専門店だけでなく、実は100円ショップでもジグソーパズル専用のりを見つけることが可能です。
100円ショップの専用のりは、専門店で購入するものと同様に高い接着力と良好な光沢を提供します。
量が少ないことはデメリットですが、急に必要になった際にも手軽に安価で購入できるのは大きなメリットです。
ただ、全ての店舗で取り扱っているわけではないので、購入前には確認が必要です。
ジグソーパズルのりの使用法と代替品についてのまとめ
ジグソーパズル専用のりは、接着はもちろん、光沢を出す効果もあります。
代わりとして木工用ボンドや洗濯糊を薄めて使用する方法もありますが、扱いには注意が必要です。
レジンは接着と光沢の両方を提供しますが、乾燥するまで時間がかかります。
ジグソーパズル専用のりは100円ショップで手に入れることもでき、コストを抑えたメンテナンスや修復が可能です。